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売却の基礎知識

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悔いのない不動産売却のため、まずは基礎知識を押さえましょう

「家を売ろうか、どうしようか…」
不動産の売却を考えるきっかけは、人それぞれ。相続、住み替え、離婚、ローン返済、老後資金の確保など、背景には多くの事情があるものです。
ですが、共通するのは「できるだけ損せず、安心して売りたい」という想い。
それを叶えるためには、“基礎知識”を押さえておくことが不可欠です。

このページでは、富山市婦中町や射水市で不動産を売却したい方に向けて、
査定の考え方や会社選びのコツ、手続きの準備まで、やさしく・実践的に解説していきます。

不動産の価格はどうやって決まる?

査定の仕組みと、信じすぎてはいけない価格の話

「この家、いくらで売れるの?」
売却を考えた瞬間、まず気になるのが“価格”です。でも実は、不動産の査定額というのは「絶対的な価値」ではなく、「売れそうな予測価格」にすぎません。

査定方法は大きく2種類あります

簡易査定(机上査定)
簡易査定(机上査定)

住所・築年数・面積などの情報をもとに、過去の取引事例からおおよその金額を算出する方法です。スピーディーで手軽ですが、建物の劣化状況や周辺環境までは考慮されません。

訪問査定
訪問査定

実際に不動産会社の担当者が現地を訪問し、建物の状態・立地・接道・隣地との関係など細かくチェックして価格を出します。より現実的な価格感が分かるため、本格的に売却を検討するならこちらがおすすめです。

「相場」をつかむコツは、“近所の売れた物件”を見ること

プロも参考にする相場の見方

プロも参考にする相場の見方

近隣の成約事例を見る

SUUMOやアットホーム、レインズ(不動産流通機構)などには「このエリアでいくらで売れたか」が載っています。これらの情報を複数見ることで「うちの家は○○万円前後かも」という見通しがついてきます。

公的な価格も参考に

「路線価」「固定資産税評価額」「公示価格」なども、不動産の価格判断に使われます。ただし実際の売買価格とは異なるため、あくまで参考材料の一つとして使いましょう。

不動産会社選びで9割が決まる

「高く売る」よりも「信頼できる担当者」と出会うこと

「査定額が一番高かった会社に決めよう!」
…実は、それが落とし穴になるケースもあります。

見極めるべきは“売る力”と“寄り添う力”

見極めるべきは“売る力”と“寄り添う力”

地元に強い会社かどうか

富山市婦中町や射水市での成約実績が豊富な会社なら、需要や価格動向を熟知しており、より適切な販売戦略を提案してくれます。

どんな販売方法・広告戦略かを説明してくれるか

「売る」力とは、ただ情報を出すだけでなく、“どう見せるか”にあります。室内写真、間取りの魅せ方、ポータルサイトの選定など、提案力をチェックしましょう。

対応が丁寧か、押し売り感がないか

初回の問合せで「聞きたいことに丁寧に答えてくれるか」は大きなポイントです。最終的には人と人。誠実さや相性も大切にしましょう。

「媒介契約」って何?知らないと損する3つの違い

「媒介契約」って何?知らないと損する3つの違い

「媒介契約」という言葉を聞いたことはありますか?不動産会社に売却をお願いするとき、まず結ぶのがこの契約。いわば“どんな条件であなたの家を売るか”を決める取り決めです。そしてこの契約には、主に3つの種類があるのですが、内容を理解せずに選んでしまうと、「思ったより売れない」「思っていたのと違う」と感じる原因にもなりかねません。

あなたに合った媒介契約を選びましょう

専属専任媒介契約
急ぎの売却、すぐに動いてほしい方におすすめ!
  • 1社のみに任せる契約で、自分で買主を探して直接契約することができません。
  • ただし、不動産会社は販売活動の報告を義務付けられており、対応が手厚いのが特徴です。
専任媒介契約
信頼できる会社が見つかっている方におすすめ!
  • こちらも1社にのみ依頼する形式ですが、自分で買主を見つけて契約することは可能。
  • 売却活動の報告義務もあるため、担当者と密な連携が取れます。
一般媒介契約
自分で進行をしっかり管理できる方におすすめ!
  • 複数の不動産会社に同時に依頼できる契約。
  • 各社の情報発信量や動き方にばらつきが出やすく、
    「どこが本気で売っているのか分からない」ことも。

不動産売却には何が必要?

「慌てない」ために、早めに揃えておきたい書類一覧

「慌てない」ために、早めに揃えておきたい書類一覧

実際に売却が決まった後、書類の準備が間に合わずに手続きが滞る…というトラブルは少なくありません。あらかじめ準備しておくことで、スムーズに売却活動を進めることができます。

売主が準備すべき主な書類

登記済権利証または登記識別情報通知

物件の所有者であることを証明する書類。原則再発行はできないため、紛失しないように注意。

固定資産税納税通知書

毎年5〜6月に届く書類。売買時に日割り精算するため、金額確認のために必要です。

身分証明書(免許証・マイナンバーカードなど)

売主本人確認のために必須。

建物の間取り図、測量図、パンフレットなど

物件の情報を買主に伝える際に役立ちます。なくても売却は可能ですが、あると査定が正確になります。

マンションの場合

管理規約や長期修繕計画、管理費・修繕積立金の明細もあるとベストです。

「手元に残る金額」は売却価格ではありません

「手元に残る金額」は売却価格ではありません

「家が2,000万円で売れたとしても、すべてが手元に入るわけではない」
これは、意外と見落とされがちなポイントです。不動産売却には、税金や手数料などの費用がかかります。後から「こんなに引かれるなんて…」と驚かないように、事前に把握しておきましょう。

主な費用一覧

仲介手数料

仲介を依頼した不動産会社に支払う成功報酬。

計算式

800万円以下の物件:上限30万円+消費税
800万円を越える物件:物件価格の3%+6万円+消費税

抵当権抹消費用

住宅ローンが残っている場合、抵当権を抹消する手続きが必要です。登録免許税+司法書士への報酬で約2〜3万円が相場です。

印紙税

売買契約書に貼付する印紙代です。売却価格によって異なりますが、2000万円以下であれば1万円前後です。

譲渡所得税・住民税(利益が出た場合)

購入時よりも高く売れて利益が出た場合、税金がかかるケースがあります。ただし、居住用不動産には3,000万円の特別控除が使える場合があり、多くの方は非課税となります。

正しい準備が、納得のいく売却をつくります

正しい準備が、納得のいく売却をつくります

不動産売却で後悔しないために大切なのは、「よく分からないから任せきり」にならずに、自分でも基本を押さえておくことです。
査定、相場感、会社選び、書類準備、費用の見通し——どれも“やってみてから学ぶ”のではなく、始める前に知っておくことが安心への第一歩になります。
ハウスドゥ富山西では、富山市婦中町や射水市でこれまで多数の売却サポートを行ってきた経験を活かし、ひとりひとりの状況に合わせたご提案を行っています。
不動産売却は、最初の一歩が肝心です。「売るかどうか、まだ迷っている」段階でも大丈夫。ぜひ、お気軽に無料相談をご利用ください。

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