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【コラム】不動産の罠:立派な「2台用カーポート」、実は違法建築かも?建蔽率(けんぺいりつ)とアルミの屋根

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【コラム】不動産の罠:立派な「2台用カーポート」、実は違法建築かも?建蔽率(けんぺいりつ)とアルミの屋根

 

はじめに:ご挨拶 こんにちは。富山市婦中町を拠点に、地域密着で不動産売買の仲介を専門に行っております、ハウスドゥ富山西(ハウジングマーケット株式会社)代表の瀬戸暁生(せと あきお)です。いつも当社のコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。

さて、これまで「境界標」「擁壁」「水道管」「電柱のワイヤー」と、不動産にまつわるマニアックな罠についてお話ししてきました。今回は、富山県民にとって極めて身近で、かつ「良かれと思ってやったことが裏目に出る」という、少し切ない、でも絶対に知っておかなければならないお話です。

テーマは、**「2台用カーポートと建蔽率(けんぺいりつ)の深い関係」**です。

1人1台の車社会であり、冬の積雪が厳しいここ富山において、2台用カーポートはもはや「標準装備」と言っても過言ではありません。しかし、その立派なアルミの屋根が、実は不動産売却の大きな足かせになっているケースが多発しています。

1. デジタルが絶賛する「駐車環境良好・2台用カーポート付き」の盲点 現在、当店ではお客様の大切な資産を最も適正に評価するため、ハウスドゥが誇る強力なインフラをフル活用しています。全国約700店舗から集まる膨大な取引事例を網羅した**クラウドシステム「DOネットワーク(DOネット)」と、独自の「最新全国査定システム」**です。

このシステムに「駐車スペース確保、立派な2台用アルミカーポート付き」という情報を入力すれば、AIは「冬場の除雪の手間がなく、富山の共働き世帯に最も好まれる優良物件!」と判断し、非常に魅力的な査定価格をスピーディーに弾き出してくれます。

しかし、パソコンの画面上でどれだけ素晴らしいデータが揃い、高額査定が出たとしても、私は必ず現地へ赴きます。そして、いつものように草刈り機やブロアで現場を整えた後、その立派な2台用の屋根を見上げて、ある「計算」を始めるのです。

2. カーポートは「庭の備品」ではなく「建築物」である ここからが非常にマニアックな法律のお話です。 多くの方は、カーポートを「庭の備品」や「エクステリア」程度に考えていらっしゃいます。しかし、建築基準法において、屋根と柱がある構造物は立派な**「建築物」**とみなされます。

建築物である以上、土地に対して建てていい面積の割合(建蔽率)の計算に含まれます。 富山で標準的な2台用カーポートといえば、幅が約5〜6メートル、奥行きが約5メートルほどあり、面積にすると**約30平方メートル(約9坪)**にもなります。もし、建蔽率が60%の土地に、すでにいっぱいいっぱいの大きさで家を建てている場合、後からこの2台用カーポートを設置しただけで、その面積分が加算され、合計で建蔽率をオーバーしてしまうのです。これを「建蔽率超過」と呼び、法的には「違法状態」という扱いになってしまいます。

3. DOネットと「現地実測」が暴く真実 もし、建蔽率をオーバーしたまま「完璧な物件です!」として売却を進めてしまったらどうなるでしょうか。 今の時代、買主様が住宅ローンを組む際、銀行の審査は非常に厳格です。銀行が派遣する調査員や、私たちが提出する資料から「建蔽率オーバー」が発覚すると、**「法令違反の状態では融資できません」**と、一蹴されてしまうことがあります。

富山では「雪から車を守りたい」という一心で、新築後に2台用、あるいはそれ以上のカーポートを増設される方が非常に多いのですが、実はその多くが、知らず知らずのうちにこの法律の壁にぶつかっているのです。 せっかくDOネットの査定で高い価値がついた物件でも、ローンが通らなければ売ることはできません。最悪の場合、「売却のためにカーポートを撤去してください」と言われ、多額の解体費用がかかった上に、物件の最大の売り(雪に濡れない2台分の駐車場)まで失ってしまうという、本末転倒な事態になりかねないのです。

4. 「見映え」と「法令」の両立を目指して 私はよく、草刈り機やブロアで現場を綺麗にします。それは単なる掃除ではなく、物件を「正しく、美しく見せる」ためです。 カーポートも同じです。2台分の愛車を守る屋根は素晴らしい「見映え」を提供してくれますが、それが「法令」という土台の上に立っていなければ、本当の意味での資産価値とは言えません。

デジタルで市場の正解を知り、アナログな現場調査で「法的なリスク」を事前に摘み取る。2台用カーポートが当たり前の富山だからこそ、この両輪が揃って初めて、皆様の大切な資産をトラブルなく、かつ最高値で次の方へ引き継ぐことができるのです。

結び:ご自宅の「2台用カーポート」、後から建てませんでしたか? いかがでしたでしょうか。良かれと思って設置した「富山の標準装備」である2台用カーポートが、実は不動産売却の際に思わぬ「罠」になる可能性があることをお分かりいただけたかと思います。

今度のお休みの日にでも、ご自宅の建築時の図面を引っ張り出して、「建蔽率」の数字を確認してみてください。もし「うちはギリギリかも?」「後から2台用の屋根をつけたけど大丈夫かな?」と不安になられたら、いつでもハウスドゥ富山西にご相談ください。

ハウスドゥが誇るクラウドシステム「DOネット」と最新全国査定システムによる客観的な市場分析と、私が自ら現場に駆けつけて屋根を見上げ、計算機を叩く徹底した「現場第一主義」の調査で、皆様の資産価値を最大化するお手伝いをさせていただきます。

皆様からのマニアックなご相談を、心よりお待ちしております!


【筆者プロフィール】 瀬戸 暁生(せと あきお) ハウジングマーケット株式会社(ハウスドゥ富山西)代表取締役。 富山市内を中心に、不動産売買の仲介や空き家対策に奔走。ハウスドゥの**クラウドシステム「DOネットワーク(DOネット)」と独自の「最新全国査定システム」**を駆使する一方で、自ら現場で草刈り機やブロアを操り、2台用カーポートの建蔽率まで厳密に計算する「現場第一主義」のアナログ調査を組み合わせることで、お客様に最適なご提案を届けています。月に一度、地元ラジオにも出演中!

■ 不動産のご相談・最新の物件情報はこちらから! 「まずは査定だけ」「空き家の管理に困っている」という方は、ぜひ以下のサイトからお気軽にお問い合わせください。

  • 【ハウジングマーケット株式会社 公式HP】 [富山市婦中町・射水市での不動産売却なら、地域密着・迅速対応のハウスドゥ 富山西へ]

  • 【ハウスドゥ富山西 店舗HP】 [【ハウスドゥ 富山西】富山市の地域密着型 不動産情報サイト]

  • 【アットホーム(at home)物件情報】 [【アットホーム】ハウスドゥ 富山西 ハウジングマーケット(株)(富山県富山市)|不動産会社|賃貸・不動産情報]

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