【コラム】お盆の家族会議:「お仏壇」の行き先が決まるまで、実家は売れない?
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はじめに:ご挨拶 こんにちは。富山市婦中町を拠点に、地域密着で不動産売買の仲介を専門に行っております、ハウスドゥ富山西(ハウジングマーケット株式会社)代表の瀬戸暁生(せと あきお)です。いつも当社のコラムをお読みいただき、誠にありがとうございます。
本日、8月12日。富山はお盆休みの真っ只中ですね。 ご実家にお仏壇がある方は、すでにお掃除を済ませ、お供え物をして、ご先祖様を迎え入れる準備を整えられた頃でしょうか。久しぶりに顔を合わせた親戚一同で、座卓を囲んで思い出話に花を咲かせている……。そんな光景が目に浮かびます。
しかし、賑やかな笑い声の裏側で、ふと「この家、これからどうしようか」という不安が頭をよぎることはありませんか? 今回は、空き家売却の現場で私が最も多く直面する、しかし最も解決に時間がかかる**「お仏壇の行き先と家族の決断」**という、極めて繊細でマニアックな問題についてお話しします。
1. DOネットが「空家」と表示するデータの裏にある重み 現在、当店ではハウスドゥが誇る強力なインフラ、**クラウドシステム「DOネットワーク(DOネット)」と独自の「最新全国査定システム」**を活用しています。システムに情報を入力すれば、「空き家・家財なし」という条件で、更地にするための解体費用などを差し引いた、現実的な売却価格を瞬時に算出できます。
しかし、パソコンの画面上に「空き家」と表示されていても、私は知っています。現場には、データ上の数字だけでは決して処理できない、家族の歴史と「魂」が宿っている場所があることを。それがお仏壇であり、神棚です。
実は、不動産取引が土壇場でストップしてしまう最大の原因は、価格の折り合いがつかないことではなく、「お仏壇を誰が引き継ぐのか、どう供養するのかが決まっていなかった」という感情面の問題であることが非常に多いのです。
2. 現場調査で私が「仏間」で足を止める理由 私が査定や現場調査で実家へ伺う際、いつものように草刈り機やブロアで外回りを整えた後、室内に入って真っ先に確認するのは、実は「仏間のコンディション」です。
マニアックな視点ですが、お仏壇が置かれている場所の壁や天井を、強力な懐中電灯で凝視します。長年の線香による煤(すす)の付き方や、お供え物の湿気による周囲の傷み具合を確認するためです。そして何より、ご家族がその場所をどれだけ大切に守ってきたかを感じ取ります。
**クラウドシステム「DOネット」**で導き出した資産価値を、そのまま円滑な成約へと繋げるためには、まず「家の中にある大切なもの」をどう整理するのか、ご家族全員の納得を得ることが不可欠です。お仏壇がある状態での「現状渡し」にするのか、閉眼供養(魂抜き)をして「更地渡し」にするのか。この方針が決まらない限り、不動産屋がどれだけシステムを叩いても、本当の意味での売却は始まらないのです。
3. お盆の「今」だからこそ、プロのアナログなアドバイスを なぜ、お盆にこのお話をするのか。それは、お仏壇の問題は、後回しにすればするほど「親戚同士のトラブル」になりやすいからです。
「勝手に仏壇を処分した」「誰が引き取るのか聞いていない」。こうした感情のしこりは、売却の契約書にハンコを突く直前になって噴き出します。だからこそ、親戚が集まっているお盆の「今」、座卓を囲んで話し合ってほしいのです。
私は、単に家を売るだけの人間ではありません。時にはお寺様へのご相談のタイミングや、お仏壇の引越し業者の手配、あるいは魂抜きの後の「お焚き上げ」の手順まで、実体験に基づいたアナログなアドバイスをさせていただきます。
デジタル(DOネット)で市場の価格を知り、アナログ(私の経験)で家族の心を整理する。この両輪が揃って初めて、先代が大切に守ってきたご実家を、清々しい気持ちで次の方へ引き継ぐことができるのです。
4. 現場の汗は、家族の「安心」のために流す 私は今日も、炎天下で草刈り機を回しています。お盆期間中にご実家へ戻られた方が、気持ちよく玄関をくぐれるように。そして、ご先祖様を迎え入れる庭が荒れていないように。
私が現場で流す汗は、単なる掃除の汗ではありません。「瀬戸さんがここまでしてくれたんだから、自分たちも家のことをしっかり話し合おう」。そう思っていただけるような、ご家族の背中をそっと押すための汗でありたいと思っています。
結び:お参りのあと、少しだけ「家の未来」を話しませんか? いかがでしたでしょうか。お仏壇という繊細な問題だからこそ、避けては通れない、不動産売却の真実があります。
「仏壇をどうすればいいか分からず、売却に踏み切れない」 「親戚の意見がまとまりそうにない」
そんな悩みがあれば、まずは私にこっそりとご相談ください。 ハウスドゥが誇る独自の最新全国査定システムによる客観的な市場分析を提供すると同時に、数多くの「家族の決断」に立ち会ってきた私が、第三者の立場から円満な解決へのヒントを提案させていただきます。
それでは、ご先祖様への感謝に溢れる、温かなお盆をお過ごしください。皆様からのマニアックなご相談を、心よりお待ちしております!
【筆者プロフィール】 瀬戸 暁生(せと あきお) ハウジングマーケット株式会社(ハウスドゥ富山西)代表取締役。 富山市内を中心に、不動産売買の仲介や空き家対策に奔走。ハウスドゥの**クラウドシステム「DOネットワーク(DOネット)」と独自の「最新全国査定システム」**を駆使する一方で、自ら現場で草刈り機やブロアを操り、お仏壇や神棚といった「家族の想い」にまで寄り添う「現場第一主義」のアナログ仲介を貫いています。月に一度、地元ラジオにも出演中!
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